はてなキーワード: 有賀さつきとは
id:arisiaさんの年収にまつわる一連の記事は眉に唾をつけて読んだ方がよいと思う。明らかに若い世代の男性を挑発を企図したものだからだ。換言すれば"ハッパかけたげる"といったところだろうか。全体としては"愛"を感じるエントリーではある。
ただし、arisiaさんに対しての我々の反発というのは、彼女の想像するところと違うところにある。本人は悪女を気取っているが、我々が感じるのはむしろ、彼女の世代全般に対する嫌悪感である。
恐らく文章を拝見した限り40代から50代と見受けられる。バブル時期に20代を過ごした女性達。長野智子、有賀さつき、最近の有名人では池内ひろ美あたりだろうか。彼女たちを楽して金を稼いで、その財産の上で安穏と胡座をかいているなどと批判するつもりは毛頭ないが、彼女たちからの提言に対して額面以上の苛立ちを感じるのは事実である。
経済構造の変化に対して鈍感な世代であると思う。
少なくとも彼女たちの語ることに我々は共感を覚えない。
バブルを牽引してきた女性達の文化に対して我々は憧れを覚えない。
と言ったところになろうか。
エントリーの中を見てみよう。
ちなみに、私も20代はこの程度の収入を音楽教室の講師として得ていた。私はもっとお金が欲しい人間だったから、サイドビジネスをしていたのだった。26歳には貯蓄が1000万円になり、それを元手に株式投資など色々増やすことを試みたよ。
バブル時期にあっても貯蓄をし、前向きに生きてきた結果が窺える文章である。ただ、この事例を本当に現代社会に当てはめることができるのか、というのは大きな疑問である。現代において、サイドビジネスをできるぐらいの勤務で音楽教室の講師が年収300万、400万稼げるであろうか。付加価値がついたりすれば当然あり得るだろうが、考慮しなければならないのは講師の値段も今と昔では違うと言うことと、講師になるための競争率もはるかに違うというところである。サイドビジネスだってゴロゴロ転がっていたのだろう。
彼女たちの世代というのはやりたいことがあれば、やる気さえあればなんでもできたのではないか。我々だって程度の差こそあれ同じなのかもしれない。臆病なだけなのかもしれない。
ただ現代の困難を考慮せず安易にはっぱをかけてくる、バブル世代の女性には言われたくないと思うのは、致し方ない感情だろう。別にうらやましいとも思わない。精神的に魅力を感じるどころか、悪意しか感じない。
お前にだけは言われたくないのである。