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2009-05-17

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090516-00000595-san-pol

鳩山新代表 政府与党は「岡田氏よりいい」と”歓迎”

 民主党鳩山由紀夫新代表が選出されたが、政府与党では「原理主義岡田克也副代表よりもくみしやすい」(自民幹部)と冷ややかな受け止めが大勢を占めた。だが、小沢一郎前代表の影響力が続くとみられるだけに、今後の国会対応などに不透明な要素も多い。「愛」を前面に打ち出す鳩山民主党に対し、次期衆院選に向け、どう対立軸を作るかも焦点になる。

  [フォト]新代表に選出され一礼する鳩山由紀夫

 「小沢体制の継続という感じもする。西松建設違法献金事件のけじめをどう考えるのか。(鳩山氏は)大したことないように言うが、われわれは大したことだと思ってる。しっかりけじめをつけていただきたい」

 鳩山氏の新代表就任を受け、自民党細田博之幹事長松江市内でこう述べ、今後も違法献金事件を徹底追及する考えを示した。公明党太田昭宏代表は「体制が代わっても政治とカネの問題で、その責を免れるものではない」、河村建夫官房長官は「逃げずに正面から論戦に挑んでほしい」と注文を付けた。

 森喜朗首相は「まあ用意周到な予定通りの行程だったのかな。もう1週間代表選が長かったら結果は分からなかっただろうね。鳩山さんは小沢さんにつぶされてしまうのかな…」と冷ややかに語った。

 だが、小沢氏の「影」がつきまとうことは、国会運営や選挙対策小沢流の老(ろう)獪(かい)さが継承されることを意味する。加藤紘一幹事長は「小沢氏の影響力が残るということはねじれ国会の困難が続くということだ。気を緩めてはならない」と警鐘を鳴らした。

 一方、鳩山氏の弟である鳩山邦夫総務相は「非民主的な方法で代表を選んでしまい、みんなが『小沢パワーで代表になった』とみているのだから、兄は脱小沢で命がけで頑張ってほしい。理念や政策を共有していけるならば兄弟共闘したい」とエールを送った。

敵に歓迎されちゃいかんだろ。

2009-05-11

なんとか政権交代は免れそうかな

辞任で他の野党との連携もうまくいかなくなりそうだし。

次の参院選野党には敗北してもらって早くねじれ国会を解消できればいいのだが。色々手遅れになる前にね。

それにしてもやっと日本も停滞から抜け出せそうな、ちょっと明るい芽が出てきた気がする。楽観的すぎるかもしれないが。

2009-04-07

はてサが嫌う二大政治家麻生太郎橋下徹

麻生には、ねじれ国会によって通らない政策を、指導力不足と叩き

橋下には、つぎつぎに政策を通す指導力を、独裁者として叩く

はてサの明日はどっちだ

2008-12-28

参議院の必要性

どちらかといえば、かつては「二院制とか、意味ねえ」と思っていた。

しかし郵政選挙衆議院の2/3を取った自民党が、その数だけで無茶苦茶な法案を提出し始めるわ、政権たらい回しにするわ、まともに議会で話し合うこともせず強行採決を連発するわ、その上結局郵政反対派も粛々と自民出戻ってくるわ、と、ひどい有様だったところに、ちょうど参議院選挙が来て心から思った。

「ああ、チェック機能というのは、こういう非常の際に、はじめてそのありがたさが分かるものなのだ」、と。

私はかつての己の不明を恥じた。どちらかというとそんな非常時を招来させてしまったことを一人の大人として恥じる方が先かもしれないが、とりあえず胸をなで下ろした。

なんでこんなエントリを書くかというと、「参議院害悪である理由:http://d.hatena.ne.jp/iteau/20081225/p1」を読んだから。ハッキリ言って一般論にぼかして書いているが、自民に優越していて欲しいというごくごくポリティカル意識を背景に書いているとしか読めない。そういう語り方を、確かご本人は批判していたと記憶するのだが。

とりあえず、一般論としても批判しておくと、参議院衆議院の大きな差は「解散」の有無にある。すなわち立法府行政府の間に「ズレ」が生じていると感じるなら、速やかに解散して現時点での民意を問うことができるしそうするべきだ。それこそが衆議院の機能であって優越性の根拠でもある。

ねじれ国会」をさんざん揶揄していたマスコミは基本的に馬鹿であって、国会がねじれて膠着状態になったときそれを解決する手段が「解散」なのであり、その手法を「党利党略から否定し続ける」内閣及びその所属政党こそが、国会の膠着状態に関する最大の責任者だ。衆議院とは「解散して民意を問うことができるから参議院に優越」しているのであって、「解散して民意を問わない衆議院」には存在価値がない。もちろん、国会議員たるもの始終解散に追いまくられては仕事ができない。だから解散の無い議員、という存在は必要で、それが参議院だ。すなわち「ずれを認識しながら解散しない衆議院参議院に優越しない」。エントリ作者は「解散しない衆議院害悪だ」と主張するべきであると思う。作者は

現状のように、両院で多数党が食い違っている時、日本システムでは、政府議会が統一しているという議院内閣制のせっかくのメリットも生じず、かといって大統領制ではないので行政府議会から独立しておらず、政権の無秩序化が生じる。

それをシステム上の欠陥と称しているが、こういう状況になれば速やかに解散するというのが本来の「システム」ではないか。従って論旨に従えば、欠陥とはこの状況でも政権に居座り続けることが許されるという方向について言うべきだと思うがどうなのか。

ついでに言うが、とりあえず自民は一度4年でも5年でも、政権を放棄するべきだ。ポリシーの異なる党の余勢にすがってみじめに政権に居座り続ける姿に、知り合いの元自民支持者は泣いているぞ。なんのかんの言って戦後50年日本を運営してきたそのポリシーには敬意を表するが、いずれにせよそれだけの長期にわたって政権に止まり続けることからくる弊害は、今やどうしようもないレベルに達している。

二世議員を廃せ、利権主義者をたたき出せ、そして保守中道左派右派現実主義的に対立するまともな政党として出直せ。

どうせ民主寄り合い所帯は4年も持たないことだろう。多分、本当のところ今の国民が求めているのは、とてつもない新党とかではなく、まともになった「新(真)自民党」なのだと思うぞ。

まあそんなオレは共産党支持者なわけだが、「確かな野党」の向かい側には「確かな与党」があるべきだ。その意味で応援している(笑)

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