仕事で、人の作業速度というのは基本的に決まっている。
急いでいるからといって急かしたり、脅かして急がせようとしても逆効果しかない。
それは走る速さが人によってまちまちに決まっていることに似ている。
全力ダッシュしている人に、もっと速く!さらに1秒早く!と隣から指示を出しても、すぐに速くなることはないのだ。
人が走る姿を普段から観察し、それぞれの限界速度を把握して、どのタイミングにどれくらいの力で走ってもらうかを考え、走りやすいように環境のお膳立てをするのがせいぜいできることになる。
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