いつぶりかわからない休日の平日、私は買い物は後でいっかとつい毛布にくるまってしまった
目が覚めたらもう1時間後、まるでタイムワープしたみたいだった。部屋は変わらず散らかってるし枕元には嫌になって放り出したゲームの箱が開いたまま放置されている
夢を見なかった、そう言えば
こんなに空が晴れた日なのに
僅かな時間だったが夢は見たらよかった
窓を開けたら冬の冷たい空気が部屋を駆け回った。そうだ、冬だからな当たり前だよな
残念ながら鼻はつまっている、だから私は冬の尖ったようなひたすらに重くなるような冬の空気を口いっぱいに吸った
吐いた
こんなムダなことをしていてもまだ時間は余っているらしい、そうだ
ブラブラ歩きたい 犬でも連れて
手をつなぐ誰かはいないけれど
何も考えないで歩きたいんだ