元々は子供のナニを珍宝(めずらしい宝物)に準えて例えたのが起源
わかっている範囲では江戸時代に平賀源内が書き記した滑稽本である痿陰隠逸伝にて
稚(いとけなき)を指似(しじ)といひ又珍宝と呼、形備りて其名を魔羅と改め、
子供のナニのことを「指似」もしくは「珍宝」と呼んで
との記載がある
なので江戸時代にはすでに子供のナニのことを珍宝と呼んでいたことがわかっている
この章では他にも
万葉集に角(つの)の布具礼(ふくれ)と詠めるも、疑ふらくはこの物ならんか。漢にては勢(せい)といひ、またキュウといひ、チョウといひ陰茎といひ玉茎といひ、肉具と呼び、中霊(ちゅうれい)と命(なづ)け、俗話にてはキイハといひ、紅毛(おらんだ)にては呂留(りょる)といふ。
ナニの言い換えを子細に記しており、源内がナニに傾倒していたことが伺える