■射は皮を主とせず

「お主もなかなか腕を磨いたではないか」

「ありがとうございます」

「だが、的に当てればええってもんではないわい」

「？」

「射は皮を主とせず、じゃな」

「皮オナのしすぎは危険ってことですか？」

「フォッフォッ、それは余りにも的外れじゃが…」

「すみません」

「いいかね少年。皮をかぶったってダメじゃない。多様性を認めることが大事なんじゃよ」

「先生の言葉に心を射抜かれました…」

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