2021-09-20

銀杏匂いを嗅ぐと思い出す

中学生の頃、好きな子がいた。

ある日、自転車通学だったその子が俺の目の前で派手にこけた。

すぐ駆け寄って「大丈夫?!」って聞いた瞬間、銀杏匂いがぷ~んと鼻に入ってきた。

落ちて潰された銀杏の実で滑ったらしく、「痛ッて… あ、大丈夫ありがと」という初めて交わした会話は、銀杏匂いで胸いっぱいだった。

あれから数十年。今ではその子が俺の妻だ。

…という展開はもちろん無く、あの時の一言を交わして以降は何も話さないまま卒業、今ではどこで何をしているかもわからない。

だけど今頃の季節、銀杏の潰れた匂いを嗅ぐと、いまだたまに思い出す。

銀杏のにおいは、俺にとって青春のかおりだ。

  • 「痛ッて… あ、大丈夫ありがと 触らないで キモいから」

  • パ、パンティーは!? ある日、自転車通学だったその子が俺の目の前で派手にこけた。 すぐ駆け寄って

  • 彼女「(おしっこ漏れちゃったけど、イチョウの匂いで誤魔化せる。。。この男さえ遠ざければ!)」

  • うんこのにおいじゃん

  • ここまでトラバは読み飛ばしてください

  • 小生もマドレーヌをかじると、甘臭いモチモチの木を思い出し、そして小学校の廊下に落ちていたうんこの破片を思い出して青春の吐き気を催すよ。

  • (^^)https://www.irasutoya.com/2015/01/blog-post_433.html?m=1

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