2021-08-28

「生まれ可能性のある人間が生まれられなかった」ことはどれくらい良くないことなのか

たとえば、死者が10000人減る代わりに出生が10000人減る政策は、規範的には是なのだろうか非なのだろうか。

もし仮に是であるなら、死者数を0人に近づけていったらどこかで非に入れ替わるのだろうか。

逆に、非であるなら、出生数を0人に近づけていったらどこかで是に入れ替わるのだろうか。

 

なんとなく世の中で選ばれていることを見ると、これらの疑問に対する答えは「是」と「入れ替わらない」であり、

したがって、表題の疑問に対する答えは「良くないことではない。少なくとも、死者削減の価値に比べれば無視できる。」ということになりそうなんだけど、皆そんな風に思っているのかなあ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん