押して開くタイプの扉を数秒抑えるだけのことなんだけど、10mくらい後ろに車椅子の人がいるのを認識しながらドアを抑えずに私は建物にさっさと入った。もう1年くらい前のことなんだけど、未だに罪悪感がある。
JRで騒いでる人もこういう不親切の積み重ねに対する怒りが爆発してJRに八つ当たりしたのかなと思うと、JRにまで申し訳ない気持ちになる。100cmだったら着たい服もサイズがなくて着れないだろうし、車椅子ってだけで好奇の目で見られたりとか、見てみぬふりをして手を貸してくれない人たちはそれなりにいるだろうし、そういうのが積もり積もって彼女の中に恨みとして蓄積してたのかなと思う。別にあの駅がバリアフリーかどうかなんてどうでも良くて、健常者への恨みを晴らしたかったように見えた。