ゴミ箱を埋め尽くすのは数多もの紙屑だ。次世代へ進むことのできなかった屍が、無残な姿でティッシュに包み込まれている。
この空虚な日々は一体いつまで続くのだろうか。ティッシュ目掛けて弾丸を放つことが唯一の楽しみ。虚しい人生ではないか。同世代の人間は仕事に励み、伴侶を見つけ、次世代へとバトンを繋ぐ準備を着々と進めている。一方、未だに俺はバトンを繋ぐ相手を見つけることができない。
一人走り続けるのにはもう限界がきた。
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