■女性が太っていて得すること
女性ではなく別の生き物として認識してもらえる。
女性であれば誰であれお構いなくセクハラの声かけをする人がいるのだが、自分にだけは男性たちと同じように接するし、たまにお菓子をくれる。女性だからと飲み会で上司の横にお飾りとして座らされることもないし、女性ならではの気配りみたいなのも求められない。
夜道も謎の安心感がある。どう見ても変質者っぽい人も、私を見ると「なんだ、違うな」という感じで見てみぬふりをするのだ。痴漢にあったこともない。まあ性犯罪については運の要素もあるかもだけど。
脂肪は私を守ってくれている。
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