2020-06-06

初恋の人の呪い

やっぱり今でも好きだった頃の感情が薄れていないし、もう十年は経ったのにまるで忘れることができない

あれからは「人と関わらず苦しまず、死なない程度に生きていればいいな」と思いながら過ごしてきた

もうあっちは結婚して子供を設けて家庭を築いていてその人とやり取りをしたいとも思えないし、もう何年も会ってすらいないのに

その感情けが残って整理できずにずっと頭の片隅にこびりついていて、時折ひどく苦しかったりした

最近その人に顔も声も似ている人が身近に現れて、何故だか不思議と心が休まる。眺めていること以上のことにはならないけれど

赤の他人面影を重ねる失礼さ、罪悪感はあるのだけれど感情に若干整理がついたような気もする

もうしばらくは生きていよう

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