高校生のとき、友達がいなくていつも一人だった。
体育の時間が終わったあと教室に帰るときも、もちろん一人。
下をうつむきながら帰る途中、パッと校舎を見たら全体に色がなくなっていた。
その周りにある木も空もみんな色がなくなっていた。
瞬きをしたら色が戻った。
その時間は数秒だった。
数年後このことを人に話したら、「それは気のせいだよ」と言われた。
でもモノクロだったのは確かだしそれは記憶に残っている。
これは孤独というか絶望が見せたものだったのかな?
それを見たことに比べれば今の孤独も大したことないって思える、、かもしれない。
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