2020-01-29

高校生ときに見たモノクロ風景

高校生とき友達がいなくていつも一人だった。

体育の時間が終わったあと教室に帰るときも、もちろん一人。

下をうつむきながら帰る途中、パッと校舎を見たら全体に色がなくなっていた。

その周りにある木も空もみんな色がなくなっていた。

瞬きをしたら色が戻った。

その時間は数秒だった。

数年後このことを人に話したら、「それは気のせいだよ」と言われた。

でもモノクロだったのは確かだしそれは記憶に残っている。

これは孤独というか絶望が見せたものだったのかな?

それを見たことに比べれば今の孤独も大したことないって思える、、かもしれない。

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