今まで「情緒」というものに左右されているのだと思っていたが、
ここ一ヶ月ぐらいの報道の中で何度も「自尊心」という言葉を見た。
彼らの「自尊心」というのは必ずしも「誇り」とイコールではないようだ。
その歪んだ「自尊心」という言葉を使えば
彼らの行動はすべて説明が付くような気もする。
ルールにのっとってなかろうが嘘に基づいたものであろうが、
とにかく負けることが嫌なのだ。
考えてみれば彼らがちゃんと負けたのは百年以上も前のことで、
それ以来常に、「自分は負けてない」ことにしていたから、
負けることへの耐性が失われているのかもしれない。
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