厚生した悪人を嫌う人たちは人間は変わらないと信じている。
だから彼らの中に厚生した悪人という概念がそもそもない。
悪いことをする人間は、最初から悪い人間だった、というのが彼らの認識。
ゆえに悪人は彼らの中で決して厚生しない。
一方、厚生した悪人を持てはやす人たちは、人間は自分の意志で変わると信じている。
それ故に、彼らは悪人から厚生したという実績を愛し、彼らにさらなる可能性を見出す。
反面、ただ善良なだけで何一つ自分を変えた実績が無い人たちに興味を持てない。
例えそれが厚生した悪人のかつての被害者であっても。
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