みんなが「共感できる!」って言う作品に限って共感できない。
私が「共感できる!」と思うとみんなは「共感できない」と言う。
私は聲の形の西宮硝子を見てものすごく共感したけど、「あんな人間いるわけないだろ〜」っていう世間の声を聞いて、「ああ、こういう人々が西宮を虐めて来たんだな」と思った。「おまえ何したら怒るの?」って、いじめっ子から言われた経験のある人ってそんなに少ないのかな。まあ共感できる・できないは個々人の背景が違うから仕方ないけど、少なくとも作品としては西宮硝子という人間を描いていることくらいわかって欲しかったな。
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よく感想ブログで「主人公に共感できない」などという話が出る。 感想ならいい。感想だから。 でも批評ブログのなかにまでそういう論調が浸透している場合があるのだ。 果たして共...
みんなが「共感できる!」って言う作品に限って共感できない。 私が「共感できる!」と思うとみんなは「共感できない」と言う。 私は聲の形の西宮硝子を見てものすごく共感したけど...
共感できないなりに面白い作品になっていないから、 共感できないって批判が書かれるんじゃないかなあ。