今日、自分の恋人から電話がきた。 「おじいちゃんがいつ死んでもおかしくない状態。死ぬ前に一目会わせたい。三日後来てくれ」 だそうだ。 恋人とは2年半くらい付き合っており、...
「おじいちゃん! 必ず、あなたのひ孫を育てますから! 安心してください。 あなたの遺伝子は確実に後世に残りますからっ! あなたの人生にはちゃんと生きた価値がありました...
孫にステディな相手がいるってだけで安心できるもんなんじゃないのかな。 ジジババはいつだって孫の行く末を心配してるもんだ。
「どんな言葉も安っぽく聞こえて、不誠実に感じてしまうだろうから、黙って側にいることくらいしか出来ないかもしれないけどいいかな?かえって迷惑にならない?」というのは、ど...
存在することに意義がある、みたいなものだろうから、「孫の恋人」という記号になりきって個性を出さずに会う。どちらかというとおじいさんの死を乗り越える必要がある恋人の心に...
曽祖母が死ぬ間際、僕に伴侶やそうなりそうな陰が見えないことを悔やんでいた。 僕自身ももっと何かできたんじゃないかと時たまに思う。 増田自身がサプライズプレゼントなんだと思...
しゃぶれよ
私の彼氏もそんな感じだった。 もうそろそろ…というところで祖母が会いたがり、挨拶してもらった。 普通に挨拶して、普通に話したよ。 「増田ちゃんの事を大事にしてやってね」と...
こういう展開かな。 映画で見たぞう。ご臨終、かな。 『おじいちゃん!最後に見ておきたい物ない?!』 『そ、そそが見たい』 女たちはざわめいた。そそ、とは女性器の隠語である。...
呼ばれてる側だし、おとなしく愛想よくしてるだけで役割としては充分だと思うけど、そんなふうに人を呼びたがる相手側が気持ち悪い。
私は死ぬ直前じゃなくて、病院にいる祖母と彼氏を会わせたことがあるよ。 早く結婚して欲しいという祖母の願いもあったし、ウエディングドレスを見たいとも言われてた。 結婚は「彼...
でもキモくて金のないおっさんが何一ついいことがないままこの世を去るのは特にかわいそうじゃないないんですよねわかります
生きてる人はみんな死にそうな人だよ。あまりそこは気にしないでただ普通にご挨拶したら良いんじゃないの。全方向に正しいことなんてないから親戚とかなんとか周りのことまで考え...
人の死という重たい事実は、身内で受け止めるのが通常なのではないか。部外者の自分が受け止めようもない。 身内になりつつあるから呼ばれたんじゃないの。 部外者でありたいの...