老人ホームにいるのに「もう帰る」と言って外に出ようとする老人の姿を見て、
我々もその一種なのではないかと思うと怖くなる。
彼らは老人ホームを出ても帰り道など分からないが、「帰る」という目的意識だけは強くてとにかく歩きだす。
そして道に迷って徘徊老人となる。
帰る場所などないというのに。
翻って我々はどうか?
生きる目的だのなんだのを探し回っている。
だが本当にそんなものはあるのか?
もしかしたら、老人と同じで有りもしないものを探し回っているだけではないのか?
徘徊老人と異なるのは、保護してくれる人などいないということ。
もしかしたら、同じところをグルグル回っているだけかもしれないのだ。
Permalink | 記事への反応(4) | 00:51
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そういう時にこの雑草が便利なんですよ(解禁派滅びないかな…)
一人暮らしで家にいて、他にどこにも帰る場所などないのに 突然「もう帰りたい」という感情に苛まれることがある。 どこに帰っていいかわからないけど、とにかく、ここじゃないどこ...
正しい ほとんどの現代人は何の目的もなく何も知ることなく老いて死んでいく ディストピアだよ
きっと個人の目的や成果は自分では定義できなくて、 誰かが後付けで決めてくれるものなのかもしれない。 目的はこれだと思っていても他人には「ふーん」だったりするしね。