沢山の人達がぎゅうぎゅう詰めのガラス張りのビル
ほんの少しのご飯を食べさせてもらう代わりに
世界中の皆さんがそれぞれの端末に入力する
様々な疑問が大きな画面に出力されるのを見上げながら
あーでもないこーでもないと大きな声で叫びあって
その中で一番声の大きかった答えを
黒いマスクをつけた半裸の男が
キーボードに入力し
銅鑼を鳴らして僕らに知らせる。
次のシツモンーーー
いつの日か回答ポイントが100点になった時
やっと僕はこのガラスのビルから解放され
母さんのいるあの家に帰れるのです。
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