2018-07-24

Google

沢山の人達がぎゅうぎゅう詰めのガラス張りのビル

ほんの少しのご飯を食べさせてもらう代わりに

世界中の皆さんがそれぞれの端末に入力する

様々な疑問が大きな画面に出力されるのを見上げながら

あーでもないこーでもないと大きな声で叫びあって

その中で一番声の大きかった答えを

黒いマスクをつけた半裸の男が

キーボード入力

銅鑼を鳴らして僕らに知らせる。

次のシツモンーーー

つの日か回答ポイントが100点になった時

やっと僕はこのガラスビルから解放され

母さんのいるあの家に帰れるのです。

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