今、都心の老舗の喫茶店にいる。割りと頻繁に利用する店なのだが、ここの客層は相当偏っていて、不動産取引をする老人と、それを仲介する怪しげな業者の溜まり場になっている。
いつ来ても70とか80近い老人達が土地やらビルやらの儲け話しを、顔真っ赤にしながら大声で喚き散らしている。どう考えても墓まで持ってけない金額のやり取りを、ゾッとするくらいの執着具合で繰り広げていて「ああこの金が丸ごと市場に流れたら景気良くなるのになあ」と暗澹たる気分にさせられる。こういう死に金って、地方も含めると相当な額になるんだろうなあ。どうにかなんねえかなあ。
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