■冷めること
自分のジャンルだと思ったものに対して
自分の熱が冷めていると気づく瞬間が悲しい。
新作を読むたびに、作るたびに心躍っていた感情がなくなることでわかる。
でもそれを認めたくない自分もいる。
そんなの嫌だ、でも好きだ、って思ってる自分と
うるさい冷めてるんだよほっといてくれ、って自分が争い
最終的には冷めるほうが勝つ。
そんなことを言いつつ、自分が狂ったようにジャンルに熱中しているときは
好きな作家が別のものへ去ったら、すごく悲しいし残念だし嫉妬する。
自分って勝手だな。
ただ、冷めることを自覚できてから
冷めることへ対しての寛容さも生じたので そんなもんなのかもなあ。
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