忍野メメが認めたのは忍野扇の存在であり、それは阿良々木暦の中にある自己否定の気持ちの存在。
忍野メメが忍野扇を認めたのは、間接的に阿良々木暦の中にある自分で自分を許せない弱さを認めたということ。
そしてそれと向き合い甘ちゃんであり続ける暦の生き方を認めたということ。
今まで忍野メメは何度も阿良々木暦の生き方に疑問を投げかけ続けた。
だが今回忍野メメは遂に折れた。
阿良々木暦が真に阿良々木暦と向き合いその上で生き方を貫く姿を見て遂に折れたのだ。
おうぎダークは、阿良々木暦が阿良々木暦の生き方と向き合う物語に見せかけて実際は、阿良々木暦が忍野メメに認められるまでの物語だったのである。
忍野メメだったのだ!