2017.1.21 07:03
復興庁は、東日本大震災をきっかけに体調を崩して亡くなり「震災関連死」と認定された人は、昨年9月末時点で10都県の3523人に上ったと発表した。
昨年3月末時点の前回集計と比べると51人増え、うち48人が福島県だった。東京電力福島第1原発事故に伴う避難生活の長期化が背景とみられる。
都県別では、福島の2086人が最多。宮城は2人増の922人、岩手は1人増の460人。他の7都県は変化がなかった。市町村別では、福島県南相馬市が最も多く487人で、同県浪江町が394人、同県富岡町が357人など。今も全域が避難区域に指定されている富岡町は18人増え、浪江町も10人増えた。