2016-10-27

「恐ろしい、恐ろしい」



研究室らしい部屋に、透明で緑色がかった液体に満たされたガラス瓶がある。

よく見ると、その瓶の中に大脳が浮かんでいるが、電極が何本もぶっ刺してあり、

遠くから見るとまるで針山のようである

白衣を来た研究者が電極から伸びたケーブル

骨董品PCSCSIポートにつなげる。

とたんに、モニタ文字が現れる。

タカタ

「恐ろしい、恐ろしい」

タカタ

「恐ろしい、恐ろしい」

タカタ

「恐ろしい、恐ろしい」

(いったい、何が恐ろしいんだ。こいつは)

「恐ろしい、恐ろしい」

(はぁ、、、毎日350gの青汁をあげてんのによ)

バドバと青汁ガラス瓶にそそぐ研究者

「恐ろしい、恐ろしい」

「恐ろしい、恐ろしい」

「恐ろしい、恐ろしい」

「恐ろしい、恐ろしい」

「恐ろしい、恐ろしい」

「恐ろしい、恐ろしい」

「恐ろしい、恐ろしい」

タカタ

「恐ろしい、恐ろしい」

(あぁ、やはり運動が足りないと、末路は哀れ……と)

「恐ろしい、恐ろしい」

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