正当に人を評価しなかった一つの事例は、その子供・子孫・民族に永久に連鎖されていく。
先人の悲惨な事例を見て学んだ子供が、こうはなりたくないと言って怠け側に落ちる。すると、その人間も怠け側に落ちるので自尊心保持の法則が働いて、働く側の足を引っ張りだす。
するとまた、正当に評価されない人の事例が生まれていく。
このように一つの事例が上がると負の連鎖が生まれていく。はじめは1つのケース。それが、1000のケース、1000000のケースに膨れ上がる。
こうなると、もう、その国、その民族は、まるで呪いをか掛けられているかのごとく滅んでいく。国をなくし移民になることもあるだろう。
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