連絡先を渡された。
「お店を辞めるんだ。お金がたまったし。お店上がったら水族館連れてって！」
「いいよ。いこうね。」
精一杯の笑顔でウソをついた。
欲望のはけ口だ。金で解決できる。そんな割り切った関係が、仕事と人間関係に疲れた自分には心地よかった。
時間が終われば見知らぬ他人同士。
連絡すれば、また面倒な関係が増えるな。
そう悲しく笑って、マンションのベランダから連絡先を破り捨てた。
Permalink | 記事への反応(1) | 23:08
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大丈夫。嬢はみんなに配ってるから。
せっかくちょっとキメた感じだったのに、ホントの事いうなよー。
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