第一に、「前提に嘘がある」ときは「前提に○○という嘘がある」と言うべきであって、嘘がある状態を指摘するのに「主語が大きい」というのは端的に言って間違いである。
慣習的にそうであろうが、それは間違った慣習であるということ。
第二に、「主語が大きい」ということの意味するところが「前提に嘘がある」であったとしても、「主語が大きい」だけでは前提にどういう嘘があるのか、という情報が含まれない。
つまり「主語が大きい」で論破したつもりの人は「嘘がある」とだけ言えば事足りると考えているということであり、具体的内容も示さずに「お前は間違っている」と言えば論破できると思っている人間と同レベルだということだ。