2014-06-23

記憶が積み重ならない人生

何を体験しても、思い出として蓄積しない

半年前のことは、どんな出来事であれ思い出せない

周りが楽しそうに語る思い出に、私だけは共感できない

「その場に私が居た事」を信じられない

記憶が、思い出が増えていかない

それは、ひどく孤独な事だ

毎日死んで、毎日産まれ直す様な感覚

自分と言う存在連続性を失い、取り残されたような感覚に苛まれる

あなたと私は一緒にいただろう

けど、今の私とあなたは一緒の時間軸を生きて居られていない

あなたは、私の知らない私を知っている

ちゃんと思い出したい

「そんな事あったね」と言う言葉を、空々しく言うのはもう嫌だ

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