何を体験しても、思い出として蓄積しない
半年前のことは、どんな出来事であれ思い出せない
周りが楽しそうに語る思い出に、私だけは共感できない
「その場に私が居た事」を信じられない
記憶が、思い出が増えていかない
それは、ひどく孤独な事だ
毎日死んで、毎日産まれ直す様な感覚
自分と言う存在が連続性を失い、取り残されたような感覚に苛まれる
あなたと私は一緒にいただろう
けど、今の私とあなたは一緒の時間軸を生きて居られていない
あなたは、私の知らない私を知っている
ちゃんと思い出したい
「そんな事あったね」と言う言葉を、空々しく言うのはもう嫌だ
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