昔からたまに赤ら顔のおっさんを見る。
街中の雑踏で、放課後の帰り道で、誰もいない体育館で。(観客席のところにいた)
まぁ、見るってのはちょっと言い過ぎかもしれない。見たような気がするだけ。
じっと目をこらすとそこには誰もいないんで、幻覚なのは間違いない。
なんでよりによって、赤ら顔のおっさんなのかは分からんけど。
で、20歳くらいの時に気づいたんだけど、その赤ら顔のおっさんを見てから大体2~3週間以内に知人が死んでる。
知人って言ったって、小学校の時の同級生とか遠い親戚だとか、幼い頃に生き別れた親父だとか、そんなん。
最近、30歳になってようやくできた彼女とデート中に3年ぶりに赤ら顔のおっさんを見かけた。
うーん。どうか彼女が死にませんように!
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