2014-02-14

赤ら顔のおっさんの話

からたまに赤ら顔のおっさんを見る。

街中の雑踏で、放課後の帰り道で、誰もいない体育館で。(観客席のところにいた)

まぁ、見るってのはちょっと言い過ぎかもしれない。見たような気がするだけ。

じっと目をこらすとそこには誰もいないんで、幻覚なのは間違いない。

なんでよりによって、赤ら顔のおっさんなのかは分からんけど。

で、20歳くらいの時に気づいたんだけど、その赤ら顔のおっさんを見てから大体2~3週間以内に知人が死んでる。

知人って言ったって、小学校の時の同級生とか遠い親戚だとか、幼い頃に生き別れた親父だとか、そんなん。

最近、30歳になってようやくできた彼女デート中に3年ぶりに赤ら顔のおっさんを見かけた。

うーん。どうか彼女が死にませんように!

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