俺もそんな奴らに混じって髪染めたり斜に構えたりしてた。
そんな奴らに混じってて思ったのは目をそらせたら負けなんだということ。
相手と目があって恥ずかしくなったり悪いなぁと思ったりしてもじっと見ていなきゃいけない。
それでも余程のことでなければ喧嘩にならない。
俺はタッパがあったからそんなになめられることもなかったからだいたい見てやった相手が携帯取り出して時間の確認なんかし始める。
そうして俺は心のなかで勝ったと思うんだ。
怖いものを見ても気持ちの悪いものを見てもじっと見つめていなきゃいけない。
それが俺のジャスティスというか男らしさで誇りだった。
上司に媚びを売ることはあっても必要以上にへりくだったりはしない。
相手が男でも女でもだ。
そこに出てくるおっぱいさんも同じことよ。
目をそらしたら負けだ。
やや申し訳ない気持ちにもなるし、相手がこちらの目線に気が付いたとしても俺はじっと見なきゃいけない。
だってそうだろ。
おっぱいだって服かぶっていれば俺達の目に入る限りで公共のものなんだ。
生まれてこのかた俺が守ってきたものだ。
他人にとやかく言われる筋合いはない。