誰もが、英雄と生贄を求めている。
誰もが、当事者であることから逃げている。
誰もが、当事者であることを拒否する。
誰もが、自分自身の人生から逃げている。
自分から逃げている。
永遠の眠りと倒錯の中で生涯を終えたがっている。
現実を直視しようとしていない。
その中では武器は必要ない。力は必要ない。
死を避け、戦うための力の提供者たる私達は
呆然と彼らの緩慢な自殺を眺めていることしかできない。
彼らが欲さなかったら。それを。
その必要性を唱えているのに。
そして、彼らは成長して言う。
なぜ、自分たち以外の英雄を作れないのだと。
私達はどうすべきなのか。
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