2013-02-25

誰もが、英雄と生贄を求めている。

誰もが、当事者であることから逃げている。

誰もが、当事者であることを拒否する。

誰もが、自分自身の人生から逃げている。

自分から逃げている。

永遠の眠りと倒錯の中で生涯を終えたがっている。

現実直視しようとしていない。

その中では武器必要ない。力は必要ない。

死を避け、戦うための力の提供者たる私達は

呆然と彼らの緩慢な自殺を眺めていることしかできない。

彼らが欲さなかったら。それを。

その必要性を唱えているのに。

そして、彼らは成長して言う。

なぜ、自分たち以外の英雄を作れないのだと。

私達はどうすべきなのか。

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