2010-09-07

http://anond.hatelabo.jp/20100904050444

他の人も言ってるけど、お母さんの言う「あなたのため」なんて大嘘だよ。「あなたのため」は、自分の考えを相手に押し付ける時の決まり文句。

肉屋と鞄屋の人とは結婚して欲しくないなあ。

そういう人たちは昔「えったもん」と言われててね。

そんな人達結婚したらあなた自身だけでなく子供、孫までかわいそう…」

「ほら、こういうふうにね世間には差別があるの。苦しんでいる人がいるの。

あなたのことを大事に思うからこそ同じような辛い思いはさせたくない。

肉屋と鞄屋の人とは結婚して欲しくないという気持ちは変わらない。」

これ違うよね。お母さんが「かわいそう」「辛い思いはさせたくない」と思ってるのは、あなたでも、あなたの子供でも孫でもなく、お母さん自身。娘が肉屋や鞄屋の婿なんか連れてきたら、自分が恥ずかしい思いをする、自分が辛い思いをする、自分が「○○さんの娘さん、肉屋/鞄屋と結婚したんだって」と言われて差別されるって思ってる。

昔は、肉屋や鞄屋は恥ずかしかったのかもしれない。でも今は、肉屋や鞄屋よりも、肉屋や鞄屋を差別する人ほうが後ろ指を指される時代。肉屋や鞄屋の子供になるよりも、肉屋や鞄屋を差別する人の子供であることのほうが恥ずかしい時代。

お母さんは、自分感覚常識で、自分のような考えをする人間が多数派だと思ってるけど、実はそうじゃない。今の時代は、自分のほうが非常識で、自分のような考えをする人間のほうが少数派であることに気付いてないんだね。

お母さんは、あなたの子供や孫のことまで心配してくれてるようだけど、子供や孫の時代になったら、ますますお母さんの価値観は少数派になっていくから、本当にあなたや子供や孫のことを考えるのなら、肉屋や鞄屋を差別しない親になったほうが、自分の子孫が後ろ指指されず、恥ずかしい思いをせずに済む。

 

お母さんは、口では「人それぞれ考え方は違うんだから。」と言いつつも、実はそう思ってなくて、「多数派・世間様・常識」の信仰者なんだと思う。自分個人と世間の常識とが一体化していて、多数派の側に自分の身を置いて安心するタイプ

「いいのよあなたの好きにしても。考え方は人それぞれなんだから。でも私の言う通りにしないと痛い目みるよ?だって私は多数派であなたは少数派なんだから。皆私と同じように思ってて、あなたの味方はいないんだから」という脅しをかけて相手を思い通りにしようとするのは、このタイプ常套手段

でもこういうタイプ人間の言う「世間様・常識」って、得てしてその人の脳内にしか存在しなかったりするんだよね。

こういう人間にはいくら正しいことを言ってもムダ。なぜならこういう人間は、「多数派=正しい・少数派=間違い」という思考回路だから。この手の人間を説得するには、「あなたは自分の考えが多数派で常識だと思ってるんだろうけど、実はあなたは少数派だよ。今の時代、あなたのほうが非常識なんだよ。これからの時代はもっとそうなっていくよ。」という論法を取るのが手っ取り早い。

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