2009-09-08

とあるセキュリティ研究家の知られざる実像

あるきっかけで、とあるセキュリティ研究家の某先生の、私用のものと思われる買い物リストを知ってしまった。知ることができたのは、2007年2008年のいくつかのある日におけるDVD購入記録である。

きっかけは実に単純なもので、とあるDVD専門点で某先生と出くわした事による。この店はいわゆる「ゲイ」で括られる非常にマニアックソフトが揃っている事でその筋では有名な店で、昔バイトをしていた関係で、今も店長と懇意にさせてもらっている。某先生は私に気付かなかった様で、大量のDVDを抱えて帰って行かれたが、私はしっかり選定から購入まで一部始終を拝見させて頂いた。

店長に聞いてみたところ、某先生は頻度は低いものの何度か購入に現れており、購入するDVDは全ての面において「完璧な選択」だそうだ。購入したタイトルをざっと聞いてみたところ、「SM」「スカトロ」、そして「児童ポルノ」らしきタイトルが挙がった。

おそらく、10万か20万ほど金をかけているのではないか。店長は会員証で管理されている購入記録は見せてくれなかったが、ざっと200タイトルほど購入しており、シリーズ物の一部を的確に狙い撃ちした感じになっているそうだ。

もっともこれは、擬似児童ポルノ流通の実態調査のために購入したものなのかもしれないので、自己性的好奇心を満たす目的で購入したものなのかどうかはわからない。ただ、調査の目的でこんなに購入する必要があるのか疑問に思う。また、擬似とは言え「拘束された幼女が汚物にまみれる」DVDを何種類も買い集めるのは個人的には理解しがたいし、アグネスさんなどは見た瞬間に卒倒するのではないかと思う。

専門店店長に「完璧な選択」と言わしめる程の選定をどうやって行ったのかも不思議に思う。店長に寄れば、いわゆる口コミブログには販促記事も巧妙に混じっていて、実際に物を見ずに判別する事はまず不可能だそうだ。しかし、某先生はそういった外れには一切手をつけず、100%当たりだけを選別しているらしい。DVDパッケージ裏だけで鑑定できる程の心眼を身に付けているのだろうか。

ところで某先生は、winnyネットワーク研究で大変に著名であり、自作ソフトウェアで数年に渡って監視を行っているそうである。日記の中でもwinny流通する著作権侵害ファイル児童ポルノの問題について度々触れられている。何故あそこまで確信を持って、著作権侵害だ、真性児童ポルノだ、と言えるのか不思議に思っていたのだが、この一件で理解出来た気がする。

ようするに「昨日はお楽しみでしたね」「ふぅ…。さて消すか」と言う流れなのだろう。あくまで調査の為で内容確認後速やかに削除している、と言うかもしれないが、当たり外れを判別するだけなら1度見れば充分だ。

正直、私はセキュリティ研究家として非常に高名な某先生がこんな状態だとは思いもよらなかった。

私が心配なのは、こういった一部の不道徳人間の行為によって、セキュリティ研究家全体が「お前だって同じ穴の狢だろう」と言われてしまい、顔を真っ赤にして反論すればする程、身の潔白を証明できずに信用を失っていく事だ。つまりセキュリティ研究家なんて言ってる連中は所詮winny厨が「体の良い理論武装」をしているだけで、実態は「ただの著作権侵害厨の児童ポルノ愛好家が気に喰わない相手に噛み付いているだけだ」と言う間違った認識が広まってしまい、個人でセキュリティ研究をする事自体が悪い事かの様になってしまう。かつて実際にその様な時代があり、セキュリティゴロと言う言葉があった。セキュリティと言う看板を振りかざして、無知企業web運営者に食って掛かるゴロツキと言う訳だ。

更に、本当のwinny厨が「著作検侵害じゃありませんセキュリティ研究です。キリッ」とか言い出したら目も当てられない。個人セキュリティ研究家など絶滅させて、資格認定された公的機関以外は研究する事も禁止にされかねない。

こんなことでよいのだろうか。セキュリティ研究研究として個人情報に配慮した上で公開してよいもののみ公開する、個人的に気に入らない相手は正直にそれを明かした上で意見を述べるべきではないだろうか。

追記

証拠出せコメが大量についたので、店長に頼んで防犯ビデオと購入履歴のコピーを保管してもらいました。肖像権などの侵害になるので公開しませんが、万が一裁判になった場合は何時でも提出出来ます。店長にも証人になって貰えるそうです。

問)上は架空日記である(実在の人物・団体とは何ら関係ない)。元の日記と比較し、同一の問題を持つ部分と、異なる部分を述べよ。

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