2009-06-28

麻生自民総選挙に勝つ為のたった一つの方法

相変わらずメディアでは麻生自民は当たり前の様に叩かれている。
はて、いつから麻生さんはこのように叩かれるようになったのだろうか?
何かよっぽどの大失策でもしてしまったのだろうか?
そもそも、いつからこうやってメディアから叩かれているのだろうか?


そんなことを考えていると、なんとなくその理由が自分なりに理解でき、
と同時にこれから近いうちに始まるであろう衆議院選にどのように麻生さんが
戦えば、良い戦いになるかが思いついたので、ここに書き綴りたいと思う。

なぜメディアから叩かれているのか?


麻生さんがメディアに叩かれるようになったのは今に始まったことではない。
麻生さんが首相になったのは2008年9月末、そして同11月には誤読事件が勃発し、
政策に手をつける前にメディアダメ総理というレッテルを張られている。


一国の首相が、最低限の漢字の読み書きができないというのは確かに問題だが、
それにしてもメディアは必要以上に麻生さんを叩いた。ひたすら叩いた。
政策で大失態をおかしたならまだしも、政策とは関係ない場所での出来事を
必要以上に叩くのは、メディアの在り方としてはおかしいと誰もが思っただろう。
いちいち説明はしないが、それ以降もメディアは何かと揚げ足を取るように
麻生さんを批判している。


なぜマスコミはここまで彼を叩くのか?
それは麻生さんが首相になる前の2ちゃんねる発言にあったのではないかと
僕は考える。


テレビをはじめとした既存メディアの力がじわじわではあるが、
弱まってきていると感じている人は少なくない。急な逆転はないものの
いずれはネットメディアテレビ広告を脅かす力を持つだろうという恐れは、
テレビ局広告代理店で働く人であれば鈍感な人でない限りは誰でも感じる。


けれど、これまでテレビの甘い汁を吸ってきた既存メディアはそれをすんなり
とは認めたくはない、認めたくはないが、頭の片隅のどこかでうすうす感じて
いるという状態。


しかし、世間がうすうす感じていたその事実に目を向けざるを得ない出来事が
起こった。それが、麻生さん2ちゃんねる発言なのだ。当時の福田官房長官
(だったっけ?)との総裁選で様々なメディアに登場した麻生さんは、
2ちゃんねるを容認したり、秋葉原で積極的に演説を行った。


当時は、マスコミもその様子を特に批判的には報道していなかったので、
正直そこまで恐れてはいなかっただろう。福田派に比べて麻生派は少数派だったし、
数字も取れるので当時のマスコミも積極的に麻生さんの2ちゃんねる発言を
積極的に取り上げていた。


結果、麻生さんは、ネット世論を味方につけ、福田首相にはやぶれたものの善戦し、
世間に麻生という名を知らしめることとなった。


おそらくこの出来事が既存メディアの中、正確に言うと既存メディア上層部プロデューサーの頭の中に恐怖として刷り込まれているのだと思う。
ネットメディアってこんなに怖いのかと。
既存メディアコントロールができないメディアが出てきたのだ。


そして、時は経ち福田首相から思わぬ形で麻生さんがバトンを受けることとなる。


ネットメディアの恐ろしさを垣間見た既存メディアは、前回の様に麻生さんの
動きを前向きには報道しない、もちろん2ちゃんねる発言などには首相になって
からは一切触れようともしない。当たり前だ、前回の様にネットメディアの力が
世間に知れ渡ってしまうと、自分たち既存メディア価値が薄れてしまうからだ。


だから、彼らはこぞって麻生さんを叩いているのだ。
特に、戦略的にそうしているわけではないかもわからないが、きっと既存メディアで
働く人たち(特に上層部番組P)の深層心理に深く恐怖が刻まれているために
偏った報道になってしまうのだ。

麻生首相総選挙に勝つためには?


では、これだけ叩かれている麻生さんはこれから来るであろう総選挙に
負けることが決まっているのだろうか?


僕はそうとは思わない。
ここまで叩かれてると状況としては厳しいと思うけど、勝つチャンスは
あると思っている。


本当の正攻法としては、効果的な政策を実施して景気を回復させる
ことであるとは思うが、それには時間がない。それは彼の責任という
よりはタイミングが悪すぎた。大恐慌任期期間、その両方が完全に
不利に働いているため、上記のような正攻法で勝つことはほぼ不可能だ。


そこで、僕が考える戦略というのは、


「既存メディア VS ネットメディア」


という構図を自ら作り出すという戦略だ。
麻生自民にとっては一か八かの戦略かもしれないが、このままズルズル
民主党に押し込まれるより良いだろう。端的にいうと、既存メディア喧嘩を売るってこと。


実際、テレビ局新聞発表する支持率ネット支持率とは大きく
数字に誤差がある。


http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/06/003305.html


既存メディアがこれだけ麻生ネガティブキャンペーンを行っている
にも関わらず、ネットメディアではかろうじて持ちこたえている。
これは、地味に凄いことだと思う。消去法での結果かもわからないが、
世間の声とは大きく異なっている。まだ、ネット世論麻生さんの
味方だと思っても良い。


だから、そのネット世論を派手に巻き込んで対立関係を作ればよい。


小泉首相郵政選挙というキャッチフレーズで大勝したように、
「既存メディアと新メディアの争いです!いわばこれはメディア選挙なのです!」と、
声高に叫んでみれば良い。そして、youtubeニコニコ動画などをフル活用し、
次の政策をアピールしてみるのだ。


既存メディアもどう扱うかは分からないが、そのように麻生首相が発言している
事実は放送せざるを得ないので、多くの人の耳に入る。既存メディアはその発言を
ネガティブ報道するかもわからないが、youtubeなどできちんと時期政策を
説明できていれば既存メディア世論を根こそぎもっていかれることはない。


こうなるときっと投票率も高くなるだろうし、結構良い戦いが繰り広げられる
のではないだろうかと思うのだ。


これが僕が考える麻生自民総選挙に勝つ為のたった一つの方法。

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