ないとはいいきれんだろう。
外交は複雑なので絶対は無い。平時の外交は権益の奪い合いよりも、存在感の提示のしあいになる。なのでどの国も心の底では他所の国の少数民族迫害なんかどうでもいいと思っていても、「人道に基づいて」干渉を行う。内政不干渉が原理原則だけどね。
で、アメリカなんかはそろそろ「中国でかい顔しすぎ」ってところがあって、揺さぶるカードがあれば切る事だってあるだろ。ただ、いきなりボイコットなんて話が出ると思ったら、それは違う。
なんて話から(もう始まってるが)始まって、
「ボイコットまで視点にいれた、人道的圧力」
なんて婉曲表現が出てくる。あとはここからボイコットまでのどこに話を落とすか。この場合ボイコットを言う国もされる国も
「俺の顔を立てやがれ」
とテレパシーを送っているわけで、両者の顔がそこそこ立つと合意できるところに話が落ちる。ソ連のアフガニスタン侵攻時には冷戦構造化での敵国へのプレッシャーと国威高揚の意味でアメリカは楽々とボイコットを宣言できた。
ボイコットはともかく相当な圧力があちこちからかかると思うよ。単に中国の顔をつぶす、自国の存在感を誇示するって意味で。
あと、
「黙っててやるけど、中国は俺の国に何をしてくれるわけ?」
という腹芸外交もある。
なるほど。分かりやすく書いてくれてありがとう。 政治と経済活動は密接な関係にあると思ってたんだが、もし外交上、ボイコット〜みたいな流れがあったとしても現時点で中国の経済...