かつてあなた方は、私の人当たりの良さに惑わされ、関係性が構築できていないにもかかわらず私を会合に招待してくださったのだろう。
いい迷惑である。
この迷惑は何に例えれば伝わるのだろう。
例えば、縁もゆかりもない人間からの結婚式招待状であろうか。
あるいは、道すがらすれ違った人間にナンパをかけられることだろうか。
いずれにせよ、うれしいサプライズとは言い難い。
断ることすら苦痛である。
これもまた「告白から始まる恋愛像」の弊害ではないのか。
誘えば仲良くなれるというのも幻想である。
友達の友達を飲み屋に招集するのも同様だ。
なぜ飲みの場で、関係性のない人間にいちいち社交の気遣いをせねばならぬのか。
賃金なき接客業に従事させられているようなものであって、一ミリも楽しみではないのである。
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