メディアが最優先で取り組むべきは「ジャニー喜多川本人」への批判だ。
だが、メディアが熱心なのは、事務所の対応が最悪だの、スポンサー契約の解除がどうの、あのテレビ番組は性加害問題をスルーしただの、社名変更がどうだの、傍論ばかりが盛り上がっている。
本人への批判がすっかり疎かになっていることに違和感しかない。
むしろ、意図的に傍論を盛り上げることで、「ジャニー喜多川本人」へ批判が向かないようにしている印象さえある。
藤島ジュリー景子氏を叩く暇があるなら、数百人に及ぶ被害者に取材して(被害を告白したのはまだ数十人に過ぎない)、性加害の実相に迫った報道をすべきだ。
死体蹴りは誰も得しない