2023-09-16

anond:20230915211715

「やりたい放題」は無理かなぁ。

 

しかに、ベルヌ条約※未締結・WTO未加盟の国かつ周辺国の商習慣を無視しても問題ない孤立国家ならば、

国内法でフリーハンド著作物権利に関する規定をすることは可能だよね。

しかし、それ(権利侵害による果実)を元に当該国の事業者が締結国向けにビジネスをしようとすると国際私法管轄は締結国の法令適用となる。

なので事実上ビジネスは成り立たない。

 

ということで、ベルヌ条約準拠法令存在有無より、海賊版を取り締まれる状況にない破綻国家の方が「やりたい放題」には向いていると思われる。

ただ、そんな国で安定的ビジネスを目指せるかと言えば、ちょっと無理があると思う。

 

ベルヌ条約 著作権に関する基本条約であり、多くの国が締結。北朝鮮も締結。ものすごく単純化すると、各国の著作権保護期間が「著作者死後50年(以上)」となっているのはこの条約によるもの

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