労働人口どころか総人口が減っていき、円安で外国人労働者に対する出稼ぎ先としての魅力を陰らせ、
労働力を囲うのがどんどん難しくなるこの国では、なぜか労働力を支える人という資材は
長期雇用というまとめ買いより、派遣などのバラ売りの方が単価が安い。
他の資材でもまとめ買いよりバラ売りの方が単価が安いかというと、そんな馬鹿な商売しているところなんて無いし、あってもすぐ潰れる。
けど、人という資材に関しては、総人口が減って囲うのが難しくなり単価が上がるはずの状況においても
まとめ買いの方が単価が高い状況が変わらない。
もちろん、労働力を売る側の労働者が、国が権利を認めている交渉権をほぼ放棄しているというのも原因ではあるが、
この国の文化は、なぜこれほどに人という資材の価値を軽視するようになったんだろう。
独り独りが何もしなくても安心・安全な管理社会を望んだ結果やぞ、なんで喜ばへんのや