2020-06-04

徴用訴訟現金手続き夏以降 韓国地裁公示送達

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59944510T00C20A6EAF000/

ソウル=恩地洋介】韓国最高裁新日鉄住金(現日本製鉄)に賠償を命じた元徴用訴訟で、韓国大邱地裁浦項支部は3日までに、同社に資産差し押さえの通知書類が届いたとみなす公示送達手続きを取った。8月4日に効力が発生するとしており、夏以降に資産現金化する手続きが進む可能性が出てきた。

公示送達とは、裁判所での掲示をもって訴状などの書類相手に届いたとみなす手続き原告側は、日本製鉄が鉄鋼大手ポスコと合弁で設立したリサイクル会社「PNR」の株式約19万4千株を差し押さえている。

8月4日以降に裁判所命令を出せば、原告資産評価など株式売却に向けた手続きを前に進めることができる。日本政府韓国側に現金化を回避するよう求めているが、司法判断尊重を主張する韓国政府との間で解決策は見いだせていない。

韓国国会の文喜相(ムン・ヒサン)前議長2019年末に提出した解決法案は、5月下旬に廃案となった。

今年の夏も日韓関係は熱くなりそうだな

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