2020-05-21

anond:20200521165956

文学史家は現代について書くことを躊躇するという。

流通している作品を正しく評価するのは難しいからだ。

故に、傑作か駄作か、その判定を下すのは時間である

長い長い年月に晒されてから作品評価は定まる(若しくは定まったように見える)。

現時点では、売れているから下らない、売れていないから下らない、と判断することは出来ない。

作品に対する批評分析の類いも当てにはならない。

「何故この下らない作品を当時の大衆は素晴らしいと思ったのか」という問いを現時点でするのは無意味ではないだろうか。

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