2020-04-11

妄想和牛券引換所

こんこん

「入れ」

ガチャ。エアダクトゴーと鳴る

「そこにおいてある試着用不織布で顔を覆え」

はい

監視しているので返事はしなくていい」

ごそごそ

「洗面台で手指を3分よくあらえ、ジャニーズ動画をながしておく。見ているかサボるなよ」

・・・

ジャージャー

「よし、次のブースだ」

ガチャ とても寒い部屋だ

「ここにある肉はどれも一袋につき券1枚でひきかえられる、右のほうが安い部位でたくさん入っており左は高い部位で少ない。部位名はシールの色でもわかる。対応は壁にもはってある」

「は(返事しちゃいけないのか)・・・

ユニクロ無人レジ方式で乗せた後必要な分の和牛券をいれろ」

・・・

「わからなかったら右手をあげろ、もういちど説明する」

サッ

「ここにある肉はどれも(くりかえす)」

・・・

「あとがつかえている、早く選べ、並びなおさせるぞ」

「!」

急いで適当に手近にあったロースを3袋選ぶ、すでに白い手提げビニール袋に入っているので自動レジにのせる

和牛券をいれろ」

・・・(もたもた)」

「あっちが、そ、いやそっちじゃなく→が小さいのがあるだろそれが」

「あっ」

機械がビービーなって最初からやりなおしてくださいといわれる

「手、手がかじかんで・・」

「ええいもたもたするなー」

奥のドアがあいてでてきたのはなんと

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