メンヘラは恐らく孤独に怯えている人達。
でも自分はそうではない。自分の矮小さに卑屈になる。生まれた身分の低さ、能力の低さ。
士農工商で言うところの農民という階級。歴史上何人もその階級とやらを乗り越える為に努力してきた。
だけど結局農民は貴族と結婚する事も叶わず、夢物語を描くばかり。
憎いとは言わない。そこに立ってみたいとは思わないが、歴然とした差を見せ付けられる。
生まれながらの貴族は、自らを農民に貶めたりはしないだろう。農民は、貴族の生活の子細を描く事は恒久に叶わないのだろう。
途轍もなく侘しい気持ちになる。法隆寺の鐘が鳴るような、伽藍堂の心に響く侘しさ。
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