ある増田を読んだ。
今にも書き手の叫びが聞こえてきそうな、悲しすぎる内容だった。
400以上もブクマがついた日記を、その何倍もの人が読んだことだろう。
ここに書いて多くの人に読まれることで、あの人の気持ちが少しでも楽になったならいい、心からそう思う。
けど、同時にこの投稿がインターネットの地層に沈んでいけばいいとも思う。
毎日のように書き足されていく日記は、やがてそのアーカイブ数を構成する数字となり、誰の目も届かなくなる。
そうやってあの人の痛みも、人生で最も辛い出来事から、最期の瞬間に脳裏をよぎるかもしれない思い出のひとつに変わればいい。
名前も顔も年齢も性別も何も知らない誰かの幸せを願う。
増田って変な生き物だ。
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