日本語詞に関しいては、「強さ」より「ナイーブさ」の部分を言い当てられた時の方がグッとくる。
自分の中に残ったどうしようもない感情とか、記憶を引っ張りだしてくる身体感覚とか、ちょっとナルシスティックな決意とか陶酔とか。
そこが濃すぎると「うぇぇ、ガキか」ってなるんだけど、ないと自分の中にある、他人と共有できない「個」の部分にいまいち刺さって来ない。
「いや、言ってる事はそいなんだろうけど、それは誰に取ってもそうなんだろうね」みたいな内容だと、なかなか感情までは来ない。
飲み食いしながら話して「そうそう、そうなんだよね、わかるよ〜、この前わかんないって言われたけどさ」位の塩梅がハッとさせられる。