2015-08-23

よくアメリカの言いなりって言われてるけどさ

よくさ、集団的自衛権反対派は「集団的自衛権を認めればアメリカ戦争に付き合って自衛隊世界中で戦うことになる!」って言ってんじゃん。でもさ、これって日本日本自身の利害を無視してアメリカの協力の要求を丸飲みするっていうのが前提になってるよね。

アメ「今度ココでドンパチやるからお前も付き合えよ」

日本「(そんなことしても俺に得ねえけど)いいよ」

っていうのが成り立つからこそ、集団的自衛権反対派が危惧するようなことにはるわけだよよね。まあ採算が取れる=国益につながるならば戦争に首を突っ込んでもいいかは別として。

で、話は変わるけどさ、よく「TPP推進派はアメリカの言いなりだ!」って言われてけどさ、TPP交渉メチャクチャ難航してるのは日本アメリカの言い分を丸飲みせずに日本側、具体的には安倍さんやら甘利さんが日本側の立場アメリカに対して粘り強く主張してるからじゃあねえの? もし本当にアメリカの言いなりだったら交渉するまでもなく即決だよそんなの。

ってことはさ、日本だって必ずもアメリカの言いなりってわけでもなくて、米とか車とか日本の利害のことを考えて譲れないところはちゃんとノーって言ってるってことだよね。

で、話を集団的自衛権に戻すとね、TPPのケースに基づいて考えるならば、集団的自衛権を認めたからと言ってなんでもかんでもアメリカの言いなりにはならずに日本の利害のことを考えて割に合わないことにはノーと言うんじゃないの? 不満があれば互いに話し合って日米同盟規定を「お宅とは同盟結びますけど互いの義務範囲のはここまでですよ」って取り決めるなするんじゃないの。

以上のように考える限り、俺は集団的自衛権反対派の憂慮はそんなに心配するほどのことなのかとちょいと疑問に思うわけ。

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