2015-07-16

携帯電話の「2年縛り」見直しについて

携帯電話のいわゆる「2年縛り」の見直し総務省大手携帯電話会社各社に要請したらしいが(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150716-00000013-asahi-bus_all

この「2年縛り」とは、なんなのか、少し考えて欲しい。

携帯電話にかかる費用は大きく分けて2つある。1つは、通信料通話料といういわゆる利用料。もう1つは、携帯の端末代だ。

いわゆる「2年縛り」というは、この2つに二重にかけられている、1つは、2年間の定期契約する場合に、毎月の基本料金を割り引くというもの

もう1つは、携帯端末24回払いで購入する際、その毎月の支払い分を24ヶ月割り引くというもの。これがいわゆる「実質0円」というやつだ。

最初の2年間で、端末代の支払いは終わる。ただ、毎月の携帯の基本料金の割引は続く。長期で契約するから安くなるのであって、いつでも解約出来てしまうのでは割り引く意味がない。

一例として、ドコモiPhoneの料金プラン(https://www.nttdocomo.co.jp/iphone/charge/index.html)の場合でも、月額基本使用料の部分を見てみると「定期契約あり 2700円」「定期契約なし 4200円」となっている。これは、auSoftBankも一緒。

2年間の定期契約をしてるから、月1500円安くなっている。だから、途中で解約したら違約金取るよって話になってるわけで、自動更新しなくていいとなると、3年目からは月1500円基本料金が上がるだけ。もちろん、そのかわり、いつでも解約してもOKになるわけだけど。

というように、端末の縛りと携帯料金の縛りは別。二重に縛りがあるということを知るべきだ。

ここまでを踏まえると、更新以降5ヶ月以内に解約すると、1500円×5ヶ月=7500円(基本料金の差額ね)なので、定期契約更新しない方が、違約金の額よりも安くなるので、更新月前にどっちか選択できるようにするといいのかもしれない。更新以降6ヶ月目だと9000円(基本料金の差額)で若干違約金より安いが、差が少なすぎるので、5ヶ月目あたりが線引になるんじゃないかな。

  • てか、2年たってからまた2年間縛られるのが意味不明。 あたしはもうすぐ2年の更新月。無料テザリングオプションが有償になったりしてコスパが悪くなるから、SB解約してMVNOに変更する...

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