某ジャーナリストに代表されるセンスがないのに金髪の人と出会うたびにつらい気持ちになる。
似合う人はいいですよ。
スポーティだったり、美大生っぽい感じとか、ちゃんとおしゃれに興味がある人は金髪も馴染んでいるし。
ただ地味な雰囲気をまとって、服装も謎のこだわりが垣間見えたりしてひどいことになっているのに、
さらに髪が金髪の人と出会うと、その人の学生時代のトラウマが想起されるというか。
金髪をやめるとこの人のアイデンティティは崩壊するのではないかという危うさがつらい。怖い。
しかもそういう人たちは結構年を食っていて、髪の質も悪くなったりしていて……。
単純な若さではないところからくる金髪という虚勢が信頼できない。
この金髪にはこんな立派な理由があるんですよと言われるとさらにつらい。
さらに大体陰で「ああ、あの人ね……」と言われている。
どうしたらいいんだろう。
有能なところはあるのに、なぜ……。
内心モヤモヤしながらその人と和やかに話しているのも失礼な気がして、
もう会いたくないと思ってしまう。
ヤンキーが変な恰好で目立とうとするのと同じだから、あまり気にしたことが無い。 「私は堅気じゃないですよ」というアピールなんだから、堅気じゃないんだなぁ…と思ってあげれば...