我が家は貧乏だった。当時としても珍しいくらい。
理由は単純明快で、母子家庭&子だくさんというコンボだ。
で、そんな貧乏な我が家で、兄が中学卒業して高校も行かずに就職、という流れになった。
当時の担任の先生に「○○君は頭もいいから高校行った方がいいですよ、もったいない」
と言われていると聞いた。
当時は、「兄ちゃん、先生にそんなこと言われるなんてすげえ!」って素直に感動したが、
今となっては自分の担任または学校から、高校進学もできない生徒が出るのが
嫌だっただけなんだろうなって気が付いた。
特にどうという感情はないが、「あ、そういうことか」と大人になってから気が付いた。
こういうことって結構ある気がする。
Permalink | 記事への反応(1) | 13:33
ツイートシェア
さらにもう少し年を取ると、 ああ、先生は兄の事を本当に慮ってそう言ったのだ、と思い至るようになる。