なんか難しそうでとっつきにくいイメージがあって食わず嫌いだったけど、読んでみたら面白かった。
めっちゃ読みやすかったし。
小難しい用語をこねくり回したりすることもなく、わかりやすくてカタルシスがあってよかった。
でも尻すぼみだった・・・
最終決戦レベルの直接対決を描く力量がなかったから作者逃げたのかなと邪推したくらい。
ヤン死んでラインハルトも病気とかマジ冷めるわー。
実際ままならないこともよくあるんだろうけど、いろいろ消化不良で終わった感じ。
だから田中芳樹の他の作品は読む気にならないなー。
銀河英雄伝説の二番煎じ三番煎じとかになってそうで面白くなさそうだなと勝手に考えてるから。
あとあとがきでいろいろgdgd言い訳しすぎ。
後半主人公のヤンの養子も優秀すぎて面白みがなかったしなー。
前半がクライマックス、後半は蛇足って感じ。
なんかこう、最後に向けてのぼりつめる感が足りなかった。
記憶を消してもっかい読みたいな。
Permalink | 記事への反応(3) | 18:10
ツイートシェア
次は三国志演義でも読んで、今一度、後半のグダグダ感を味わうがいい。
決着自体は帝国が同盟征服しちゃった時点で終わってるしね。 結局のとこ主役の二人をうまく殺すには「テロ」「病死」ってのは考えてると思うよ。 誰かに負けたわけじゃないので傷が...
田中芳樹の長編で完結してるのは銀英伝くらいだから、 「尻すぼみ」でがっかりすることはありえない。 安心して別の作品を読め。